審査員

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  • [ 審査員長 ]

    Melanie Sarantou

    日本
    九州大学芸術工学研究院
    教授

    九州大学教授(社会デザイン)、フィンランドのラップランド大学非常勤講師を兼任。ポストコロニアルの視点からナミビアの工芸とデザインを包括的にマッピングし、博士号を取得。ラップランド大学のKoneen SäätiöとProfi 2 Strategic Fundingの助成による芸術研究プロジェクト「Margin to Margin」(2016 – 2019)の博士研究員として、芸術と物語の実践が、ナミビア、フィンランド、ロシア、オーストラリアなど世界各地のコミュニティで周縁化された女性にどのような影響を与えるかを調査した。2020年から2022年にかけては、欧州委員会出資のホライズン2020プロジェクト「Action on the Margin: Arts as Social Sculpture(周縁におけるアクション:社会彫刻としてのアート」において、ヨーロッパの周縁に存在する社会における芸術の役割に焦点を当てた研究を行っている(AMASS、助成金番号870621)。また、社会デザインとアートをベースとした手法が、先住民CHのデジタル化プロセスに存在する文化的緊張を倫理的な方法でどのようにナビゲートするかについて、より包括的な理解と実行可能な解決策を生み出す上で果たす役割についても研究している。

  • [ 審査員 ]

    Juyoung Chang

    韓国
    東西大学校デザイン大学
    学長、教授

    研究分野は、デザインの歴史、文化、理論であり、研究所を通じて「地域性」に基づくデザインの研究や教育、実践を追求している。また、所長を務めるADCFは、国連が率いるSDGsの活動への参加を目指し、SDSN(持続可能な開発ソリューションネットワーク)のメンバー組織である。更にDSU-DESIS labを設立し、社会革新と持続可能なコミュニティの発展に関する研究と活動を奨励している。

    2019年には、韓国研究財団の人文社会研究所事業に選定され、「韓国文化をベースにした創造的デザイン教育」をゲーミフィケーション方法で教育する独創的なデザイン教育コンテンツと教授学習法に関する研究を行っている。デザイン教育を通じて地域社会の持続可能な発展のため尽力している。

  • [ 審査員 ]

    周 洪涛

    中国
    同済大学上海国際デザイン・イノベーション学院
    副院長 教授

    中国上海東方学者卓越教授であり、同済大学デザイン・イノベーション学部(D&I)の教授および同済大学上海国際デザイン・イノベーション学院の副院長である。中国国家芸術基金、国家社会科学基金、国家教育成果賞の受賞者であり、ポンピドゥーセンターでの40周年記念展「Printing the World」、ヴェネツィア・ビエンナーレ、ミラノ・トリエンナーレに作品を出展している。また、彼の作品は、ポンピドゥーセンター、UCバークレー美術館、バージニア大学などの多くの機関や個人コレクションに永久収蔵されている。

  • [ 審査員 ]

    定村 俊満

    日本
    株式会社ソーシャルデザインネットワークス
    代表取締役社長

    専門領域は情報デザイン,環境デザイン,ユニバーサルデザイン。

    「福岡市営地下鉄七隈線トータルデザイン(2005年)」にてSDA 大賞,グッドデザイン賞,他多数受賞。「子ども達と成長するサイン, 基山小学校(2009年)」「JR西日本博多駅サイン計画(2011年)」 にてSDA大賞受賞。2014年に株式会社ソーシャルデザインネッ トワーク設立。同社代表取締役,公益社団法人日本サインデザイン 協会常任理事、NPO法人福岡デザインリーグ相談役,山口大学講 師,福岡デザイン専門学校講師,福岡市文化振興財団理事他を務めている。

  • [ 審査員 ]

    Yoonchung Han

    アメリカ
    サンノゼ州立大学
    准教授

    インタラクティブメディアアーティストであり、受賞歴のあるインタラクションデザイナー、研究者、そして教育者である。過去15年間にわたり、彼女は生物芸術、データ可視化および音響化、生成芸術、視聴覚インターフェースデザインを含む、幅広いインタラクティブな2D/3D視聴覚アートインスタレーションを制作してきた。最近の研究は、生体データや環境データを使用したマルチモーダルインタラクションおよびデータ可視化/音響化に焦点を当てている。彼女の作品は、ACM SIGGRAPH Art Gallery、日本メディア芸術祭、ロンドンサイエンスミュージアム、メディアシティソウル、ZKM、NIME、ISEA、ACMマルチメディア、ACM SIGCHI、IEEE Vis、蔚山美術館、そしてレオナルド・ジャーナルなど、多くの国際展示会や学会、学術誌で発表されている。韓国ではOCI美術館とPier Contemporary Art Galleryで個展を開催した。2023年のSIGGRAPH Art Galleryではアートギャラリーチェアを務め、IEEE VIS Arts Program (VISAP)やPacificVis Storytelling Contestの委員でもあった。また、2023年にはサンノゼクリエイティブアンバサダーに選出された。彼女はソウル大学で学士号と最初の修士号を取得し、カリフォルニア大学ロサンゼルス校でデザイン | メディアアートの2つ目の修士号を取得している。さらに、カリフォルニア大学サンタバーバラ校でメディアアート&テクノロジーの博士号を取得している。現在は、サンノゼ州立大学デザイン学科の准教授である。