審査員

[ 審査員長 ]
尾本 章
九州大学大学院
芸術工学研究院 研究院長
九州大学
副学長・教授
企業でエンジニア、システム開発者として従事したのち、1991年に九州芸術工科大学助手。その後大学統合などを経て2014年より九州大学芸術工学研究院教授。2021年10月、同研究院 研究院長に就任。
専門は音響学。特に閉空間音場の計測、評価、制御に関わる研究を主とする。
近年は、音場再生システムの総合的な性能向上の試みと福祉工学との連携に関する研究で、人間のQOL(生活の質)向上へ寄与する研究に従事。
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[ 審査員 ]
Juyoung Chang
韓国東西大学アジア未来デザイン
研究所所長・教授韓国東西大学のアジア未来デザイン研究所(Asia Design Center for Future、ADCF)所長であり、大学院デザイン学科の准教授。
研究分野は、デザインの歴史、文化、理論であり、研究所を通じて「地域性」に基づくデザインの研究や教育、実践を追求している。また、所長を務めるADCFは、国連が率いるSDGsの活動への参加を目指し、SDSN(持続可能な開発ソリューションネットワーク)のメンバー組織である。更にDSU-DESIS labを設立し、社会革新と持続可能なコミュニティの発展に関する研究と活動を奨励している。
2019年には、韓国研究財団の人文社会研究所事業に選定され、「韓国文化をベースにした創造的デザイン教育」をゲーミフィケーション方法で教育する独創的なデザイン教育コンテンツと教授学習法に関する研究を行っている。デザイン教育を通じて地域社会の持続可能な発展のため尽力している。 -
[ 審査員 ]
Ke Jiang
中国北京理工大学
デザイン芸術学院教授・
博士課程指導教員北京理工大学設計芸術学院国際設計センター副所長。2021年国際実用デザイン革新賞主催・審査員。国際実践デザイン・教育シンポジウム2019等を主催。2021年、国際デザイン教育フォーラムのパネルホスト。高上なデザイン交流プラットフォームを構築し、著名なデザイナーや学者と「Design AND」トークシリーズを共同開催するなどの経験を持つ。 また、「グッドデザイン賞」金賞、「ハイエンド機器イノベーションデザイン賞」など受賞の受賞歴がある。
工業情報化部工業製造芸術革新設計重点実験室副主任。
現在、産業遺産デザイン研究所の責任者として、デジタルシミュレーション研究所を持つ企業と大規模なデジタルインタラクティブスペースプロジェクトに取り組んでいる。 -
[ 審査員 ]
田瀬 和夫
SDG パートナーズ有限会社
代表取締役外務省・国連・デトロイト トーマツ コンサルティングを経て2017年にコンサルティング会社としてのSDGパートナーズを創業し、主として日本企業がサステナビリティを経営に「練り込んでいく」ための支援をしている。特にSDGsを支える思想や長期ビジョン・パーパスなどの基本的な考え方を重要視し、中長期的に企業が利益と社会的インパクトの両立を実現することを目指している。また、2019年12月には事業会社としての株式会社SDGインパクツを創業し、サステナビリティに注力したカフェや24時間ジムの経営を行っている。
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[ 審査員 ]
中村 俊介
株式会社しくみデザイン
代表取締役名古屋大学建築学科卒業後、九州芸術工科大学大学院にてユニバーサルデザインの研究の傍らメディアアーティストとして活動を続け、博士(芸術工学)を取得。修了後すぐにしくみデザインを設立し、参加型コンテンツの先駆者として数々の日本初となる革新的な作品を手がける。
体の動きで演奏するAR楽器「KAGURA」で2度世界一になるなど、国内外30個以上のアワードを受賞。
現在、世界中の人をクリエイターにするべく創造的プログラミングプラットフォーム「Springin'」を開発、展開中。