審査員

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  • [ 審査員 ]

    Juyoung Chang

    韓国東西大学
    アジア未来デザイン
    研究所
    所長、教授

    韓国東西大学のアジア未来デザイン研究所(Asia Design Center for Future、ADCF)所長であり、大学院デザイン学科の准教授。

    研究分野は、デザインの歴史、文化、理論であり、研究所を通じて「地域性」に基づくデザインの研究や教育、実践を追求している。また、所長を務めるADCFは、国連が率いるSDGsの活動への参加を目指し、SDSN(持続可能な開発ソリューションネットワーク)のメンバー組織である。更にDSU-DESIS labを設立し、社会革新と持続可能なコミュニティの発展に関する研究と活動を奨励している。

    2019年には、韓国研究財団の人文社会研究所事業に選定され、「韓国文化をベースにした創造的デザイン教育」をゲーミフィケーション方法で教育する独創的なデザイン教育コンテンツと教授学習法に関する研究を行っている。デザイン教育を通じて地域社会の持続可能な発展のため尽力している。

  • [ 審査員 ]

    Melanie Sarantou

    九州大学大学院
    芸術工学研究院
    教授

    九州大学教授(社会デザイン)、フィンランドのラップランド大学非常勤講師を兼任。ポストコロニアルの視点からナミビアの工芸とデザインを包括的にマッピングし、博士号を取得。ラップランド大学のKoneen SäätiöとProfi 2 Strategic Fundingの助成による芸術研究プロジェクト「Margin to Margin」(2016 – 2019)の博士研究員として、芸術と物語の実践が、ナミビア、フィンランド、ロシア、オーストラリアなど世界各地のコミュニティで周縁化された女性にどのような影響を与えるかを調査した。2020年から2022年にかけては、欧州委員会出資のホライズン2020プロジェクト「Action on the Margin: Arts as Social Sculpture(周縁におけるアクション:社会彫刻としてのアート」において、ヨーロッパの周縁に存在する社会における芸術の役割に焦点を当てた研究を行っている(AMASS、助成金番号870621)。また、社会デザインとアートをベースとした手法が、先住民CHのデジタル化プロセスに存在する文化的緊張を倫理的な方法でどのようにナビゲートするかについて、より包括的な理解と実行可能な解決策を生み出す上で果たす役割についても研究している。

  • [ 審査員 ]

    谷 正和

    九州大学大学院
    芸術工学研究院
    名誉教授

    退官前は、芸術工学部長、九州大学副学長、未来デザイン学センター長などを歴任。専門は文化人類学で、自然環境問題の社会分析を環境デザインとして追求している。南アジア、バングラデシュ、ネパール、インドで25年にわたり、ヒ素による地下水汚染、森林破壊、難民危機などを研究してきた。また、イギリス植民地時代のアジアにおける近代化に関する産業考古学や、文化遺産としてのヴァナキュラー建築の評価にも関心がある。

  • [ 審査員 ]

    Soogil Oh

    高麗サイバー大学
    情報管理・セキュリティ学部
    教授

    韓国NGO学会会長。韓国NGO推進委員会委員長、韓国地域持続可能性同盟政策委員会委員長、韓国地方自治体持続可能な開発委員会委員長。韓国大統領より功労勲章を受章(2018年)。持続可能な開発のためのガバナンス、協働型ガバナンス、行政哲学の分野で、特に地域性に焦点を当てたテーマを研究している。共著に『エコミュージアム』(2022年)、『公共価値:理論と実践』(2022年)、『環境行政』(2020年)、『地方自治の成功モデル』(2018年)、『持続可能な都市』(2017年)など。2001年から2012年までワールドウォッチ研究所の『地球白書』を韓国語に翻訳し、SDGs(持続可能な開発目標)の地域化に関する論文も多数発表している。

  • [ 審査員 ]

    Jangsub Lee

    韓国
    ソウル大学 准教授

    Design In Social & Circular Objectives 研究室長

    ソーシャルデザインクラブ 「Sunshine」 ディレクター

    ソウルで視覚デザイン、バルセロナで公共デザインを専攻。卒業後、デザイナー、アーティストとして各国のプロジェクトや展覧会に参加。2010年、現地の優れたコンテンツを発掘するブランディングエージェンシー「Action Seoul」を設立。

    2018年よりソウル大学准教授として、その実践教育を可能にする参加型ソーシャルデザインプロジェクトを企画・運営。

    DISCO(Design In Social & Circular Objectives)研究室では、サーキュラーデザインを通じて地域の社会問題解決に参画し、企業との共同研究を通じて製品やサービスの環境負荷を最小化するデザインコンサルティングを行っている。